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遺品整理で見つけた品を骨董品買取へ

父が亡くなったことから持ち物を整理する、いわゆる遺品整理をしていたところ、なんとなく貴重な品に思えるような木の箱が出てきました。
しっかりと風呂敷に包んであり、紐解いてみると年月は感じるものの、木の箱もかなり良好な状態です。
蓋を取って中を覗いてみたら、どうも花瓶のようなものが入っています。
そっと取り出してみると清水焼と書かれており、これはもしかするとお宝ではないかと家族一同テンションアップで、さっそく骨董品買取を行っている店を調べました。
思いがけず自宅の近くに見つかったので持って行ったところ、これは確かに清水の窯元で作られた品ではあるけれど、骨董品としての価値はほとんどないと言われてがっくりです。
さらに、買取価格は300円と言われたのもかなりショックだったことから、それなら家で使おうということになり、結局はまた持って帰ってきました。
今では父の遺影の前に置いて、切り花を買ってきてお供えするのに使っています。
骨董品買取専門店とはいえ、清水焼くらいではだめだと家族一同、笑うしかありませんでした。

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